“エッちゃん、母が今年80才、傘寿の祝いをね、連休のド真ン中だけど古くからの友人のジジ、ババをお招きして食事をさしあげたいのだけど、ご都合いかが?”中井貴一さんからの電話。“ジジ、ババの集まりなら私ダメじゃん”“ハッハッハ、だから女子大生のエッちゃんは母の若き友人、ツーことで”。
後日、貴恵さん貴一さん連名の貴恵さん手書きの案内状が届く。これがまた、よい文面。会費、心遣い一切不要、その代りとびっきりの笑顔と空腹を持って来て、という内容。
5月5日、横浜のニューグランドホテルへ。ほんとにジジ、ババの集まり。しかし、このジジ、ババたちは、ゆったりたっぷり、ユーモアのセンスも立派で素敵に豊かなの。佐田啓二さん小津安二郎監督のエピソードや思い出を、その時代を生きてきた人たちから聞けたことも幸せだった。公私共に幸せの絶頂にあった俳優の佐田啓二さんを不慮の事故で亡くされ、その後のご苦労は察するに余りあるけれど、当時5才だった貴恵さんと2才だった貴一さんからの孝行な食事会を古き良き友人に囲まれて、母上は楽し気で幸せそうだった。64才で若手といわれたのは、この会と政治家の集まりだけだわ。
ゴールデンウィークは飛び石のカレンダー通り、仕事と学校。よく眠り、学び、おいしい食事三昧。5月2日は<2時っチャオ!>の出演者とスタッフで赤坂の<梅吉>で食事、3日の憲法記念日は一ツ橋大学での姜尚中教授の講演会の帰り、級長がイチ押しの国立のカフェで。4日は多摩プラーザの寿司屋で友人からゴチ。そして5日の傘寿の会だもの、どーよ、この豊かな食生活。
食べることが幸せな内が花、誘われる内が花。まだまだ若手だもの、<明日に向って撃て>って具合いにはいかないけれど<傘寿に向って喰う>。