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このところ、なんだか愉快。ひとつの事から次から次へと興味や好奇心が広がり、それが楽しくて仕様がないのです。
例えば会長は友人、副会長は私という二人だけの<姜尚中教授ファンクラブ結成> →教授のシンポジューム、講演に行く→著書を読む→講演や著書の登場人物、時代の背景、歴史などがグッと身近になる→もっと知りたいこと知らなかったことを調
べ学ぶ→教授が夏目漱石と同じように立脚点を求めて悩み続けたと知り会長共々、 漱石を読み返す、という具合にね。
小春の日、雑司ヶ谷霊園に漱石の墓を訪ねる。椅子をモチーフにしたデッカイ墓石 の墓標には漱石と鏡子夫人の立派な戒名が並んでた。ちょっと意外な感じがしたけ ど“弟子たちが中心になって建てた墓”と会長から知らされ、それならばと納得。 広い霊園を全て散策というわけにもいかず霊園マップを片手に近くのエリアにある永井荷風、小泉八雲、泉鏡花の墓を訪ねる。著名人の墓参は<掃苔(そうたい)>と言い江戸時代にもあったと知る。赤マンマに似た草花を見つければ3時になると必ず花ひらくので<3時草>という名が付いてること、供花に混ざってたオレンジがかった黄いろの毛羽だった花はカンガルー・ポーという名の通り、カンガルーの前足にとてもよく似ていて笑った。“ねぇ、ちょっと、これどういう意味かしら” 墓誌に享年89才刀自とある。“自殺した人ってわけじゃないわよね”“そうであったとしても墓誌には記さんでしょうよ”博識な会長でも知らんことがあるんだわ。この<刀自>が気になり忘れないうちにと広辞苑で調べれば<とじ>と読み、主婦、老婦人、貴婦人の尊敬語とあった。“なぁーるほど”とひとりゴチ、会長に教えたろと思ってたら翌日<刀自>とは主婦、老婦人の尊称だそうです − と会長からのFAX。
きっかけが何であれ共有できる話題から、コミュニケーションの輪が広がって、どんどん進化してゆくのって楽しいですね。これって恋人、夫婦、親子というカンケーでも成立すると思うんだけど、どう?
漱石を読みはじめた友人に<掃苔>を話したら“泉岳寺の四十七士の墓は、その代 表じゃないか”と話しが盛りあがり映画の話題になりそこからサブ・プライムとグローバルな経済の話にまで広がっちゃった。この現象を<姜シンドローム>または<姜チェーン・スクール>と密かに思っている私です。

タカキュー

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